『脳梗塞での入院治療の顛末』で書いたように、今年の9月末に脳梗塞で倒れ、右手右足が麻痺して入院生活を送りました。
不幸中の幸いと言いますか、幸運だったのは右足の異常に気づいて、自ら脳神経外科を受診したことで、後々この時の早期の発見が、寝たきりか自立歩行可能かを分けたようです。
MRI検査で脳梗塞と診断された個人医院には、入院設備がなかったため、市内の総合病院へ紹介状を書いてもらい転院しました。
総合病院ではまず血液検査を行い、血糖値が400近く(確か387)、HbA1cが11%あり、間違いなく糖尿病でした。
血圧も190/120あり、糖尿病と高血圧が脳梗塞の原因だと説明を受けました。
日頃の不摂生による自業自得の病気だったんですね。
総合病院での入院は17日間に及びましたが、薬の効果もあり、血圧は正常値に戻っており、血糖値は200前後まで落ちていました。
総合病院を退院した後は、すぐにリハビリ病院へ転院しましたが、そこはあくまで脳梗塞で麻痺した身体の機能を取り戻すための病院で、糖尿病については満足に行く治療は受けられませんでした。
前述のブログにも書きましたが、毎食のご飯も量が多く、おかずも糖分たっぷりでとても糖尿病患者が食べる食事ではありませんでした。
リハビリ病院でも総合病院で飲んでいた薬は処方されていたので、血圧は正常値を保っていましたが、血糖値は入院中には改善しませんでした。
リハビリ病院には18日間の入院で済みましたが、これは脳梗塞の発見が早く、身体の麻痺が進行する前に入院治療を受けたからだと医師からは告げられました。
身体が動かなくなってから救急搬送されていたら、今頃は寝たきりだったとも言われました。
リハビリ病院を退院してからは、1日3食を規則正しく食べ、リハビリを兼ねたエクササイズも実施しています。
食事については、このブログで毎日のメニューを紹介していますが、自宅療養になってから2週間で血糖値が正常値(空腹時70~109mg/dL)になりました。
リハビリ病院退院後1ヶ月目に受けた血液検査でも、HbA1cが7%になり、正常範囲の4.6~6.2%まで後少しまで迫りました。
自宅近く内科医の先生からは、HbA1cが6.2%以下になったらインスリン注射をやめましょうと言われています。
このまま食事の管理を続けていこうと思います。